僕がいつか虹を手に入れるその時
2003年9月8日僕は理系のクラスになった。
志望校も完全理系の大学に決め、春の模試を受けた頃、
父と話をした。
父は完全理系の人で、大学も工学部出身である。
理系って、大学でどんなことするのかとか、
どんな大学生活なのかとか聞いてみた。
物理を使ってたくさん研究したり、大抵の人は院に進むとか、
実験とかで徹夜することも多いとか。
父は完全理系らしかったので、物理が大好きだったらしく、
その話になると饒舌になっていた。
僕は教科の中で一番興味がないのが物理で、
その話を聞いていると大学に入るまでの1年半くらいなら、
我慢して勉強する自信はあったのだが、
4年間もしくは6年間、いや、場合によっては
物理が必要な職業についてしまったら、
一生物理と共に生きなければならないのだと思ったら、
なんかこれはとても僕には出来ない、と確信した!
そこで、僕が本当にやりたいことを考え直してみた。
そう。僕は経済学を学びたい!!
経済学部といったら一見文系の学部に見えるけど、
実際は数学が重要な学部である。
だから僕は文系から受けるより、
数学の授業が2倍の理系から受けた方が有利なのではないかと思ったのだ。
高一のときとりあえず理系にしたことで、
ここにきて興味も教科も、将来のことを考えても、
僕にとって最善の選択をすることが出来たのである。
あの時の先輩の一言に本当に感謝したいと思う。
今まで何回も迷ったけど、もう絶対迷わない。
あとは受験勉強に突っ走るだけだ!!!
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